敏感肌向け肌改善剤

レオガードMT

レオガードMTは、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズが開発した植物原料由来の敏感肌向け肌改善剤です。敏感肌向けスキンケア(化粧水・美容液・クリーム)やボディケア(ボディソープ、ボディクリーム)ヘアケア(シャンプー、トニック)など製剤問わずご使用頂けます。
処方例など詳細情報をご希望の方はお問い合わせください。

  • 【主成分】

    マルトテトラオース

    レオガードMTは4糖類のマルトテトラオースを主成分とする、トウモロコシ由来の複合糖原料です。

    【化学構造】

    4つのブドウ糖(グルコース)がα-1,4結合で直鎖状に連なった構造のマルトテトラオース。とうもろこし由来の複合糖原料。

  • 【化粧品成分表示名称】

    加水分解コーンスターチ、水

    【INCI名】

    HYDROLYZED CORN STARCH、WATER

    【中文名称】

    水解玉米淀粉、水

使用感比較

化粧水(blank/レオガードMT 6%配合/グリセリン3%配合)の使用感を10段階評価にてアンケートを実施。Blankとの比較で5点を基準に評価。

使用感評価のレーダーチャート2種。左図は塗布中の評価で、レオガードMTは『なじみやすい』『伸びが良い』『しっとりした』でグリセリンより高い。右図は塗布後の評価で、レオガードMTは『潤った』『しっとりした』でやや優れる。塗布後の使用感レーダーチャート。レオガードMTはグリセリンより『潤った』『しっとりした』の評価が高く、『べたついた』『つっぱった』はやや低め。

推奨量以上配合しても使用感に影響なく使用頂けます。

保湿効果

餅表面の比較画像。左のレオガードMT処理面は表面がなめらかで潤いキープ、右のグリセリン処理面は乾燥によるひび割れが目立つ。

≪試験条件≫

原料(レオガードMT、グリセリン)を餅の片面に0.5gのせ、指で塗り広げてから60℃で余熱していたフライヤーに入れ60℃で3分間加熱する。

荒れた肌に対するバリア機能改善効果

TEWL値の推移を示す折れ線グラフと皮膚画像。レオガードMTはDAY 1でBlankよりTEWL値が低く、キメ画像も整っている。

≪試験条件≫

テープストリッピングにより上腕内側に荒れ肌を作成し、対象部位に試験資料を連続使用する事で荒れ肌に対するバリア機能改善を評価。経表皮水分蒸散量及び測定部位のキメ画像を測定。

アミノ酸系洗浄剤の泡立ち効果

一般的に泡立ちにくいとされるアミノ酸系界面活性剤に汚れ成分と見立てたジメチコンを添加。頭皮汚れやヘアワックス存在下でもレオガードMTを配合する事によりしっかり泡立ちます。

アミノ酸系洗浄剤の泡立ち比較。L-MT 5%配合ではBlankより泡の量が多く、泡立ち性が向上している。中央には試験で使用した上下振とうの図解がある。

ハリコシ付与効果

レオガードMT入りシャンプーはエイジング毛に対してハリコシ付与効果があります。

毛髪のハリコシ比較写真。Blankでは毛がたるんでいるが、レオガードMT入りシャンプー処理では毛が張っており、ハリコシが向上している。

(※注意点※)アミノ酸存在下でのpHによる外観変化

pH中性~アルカリ性領域でメイラード反応により褐変します。
マルトテトラオース自体は還元性が低いですが、原料に混在するマルトースの影響により反応が起こります。
製剤のpHに注意しお使いください。

pH 3〜8の試料は無色透明に近く、pH10で急激に赤褐色に変化している。pH上昇に伴う外観変化を示す試験管の写真。

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