サステナビリティ

環境対応先進企業を目指して、地球環境の「清潔・健康・安全」に
お役に立てるよう日々取り組んでおります。

ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社は、「界面科学を基盤とする環境ソリューションビジネス」を責務として掲げており、製品の性能だけではなく、「いかに地球環境を守っていくか」を常に追い求めて開発を推進しています。

環境にやさしい製品

油脂関連品

「再生可能な資源の有効活用」の視点から、天然パーム油・ヤシ油といった植物油を原料とした製品です。高純度の脂肪酸メチルエステル「パステルMシリーズ」、 “環境への配慮:生分解性が高く、焼却廃棄時のCO2排出量削減が可能であること”と”高い絶縁性能と冷却性に優れていること”を両立する植物油由来の電気絶縁油「パステルNEO」(2015年 第47回日化協 環境技術賞を受賞)などラインアップしております。


カーボン関連品

当社独自の導電性カーボンブラック「ケッチェンブラック」は、例えば自動車分野における外装部材や電池用途で広く使用されており、排ガス・VOC削減等、環境負荷の低減に貢献しています。また、導電性プラスチック「レオパウンド」は、金属の代替材料として、軽量性や易成形性、易リサイクル性といった環境メリットを持っています。


生分解性カチオン活性剤

「ライオンソフターEQ」は、植物原料を使用したエステル型第四級アンモニウム構造を持つ生分解性に優れた衣料用柔軟剤基剤です。
当社関連会社で高度に分留された植物原料脂肪酸メチルエステルを原料とし、アルキル分布を厳密に管理しております。アルキル鎖にリノール分(C18F2)、短鎖アルキル分(C14以下)をほとんど含んでいませんので、臭気・製品安定性・色調の安定性に優れています。


工場の取り組み

ライオン・スペシャリティ・ケミカルズの小野事業所、四日市事業所は、ISO14001を取得済みです。また、日々の生産活動において、環境負荷低減・汚染防止を目指し、一丸となって環境の維持・向上に努めております。今後もライオン株式会社の「Eco Challenge 2050」の事業所活動におけるCO2排出量ゼロの目標に向けて、省エネ活動を進めてまいります。


小野事業所

小野事業所は、2005年にISO14001を取得し、環境負荷低減及び自然環境保護に取り組み続けています。2013年に廃液焼却炉の廃止により小野事業所のCO2排出量を大幅に削減し、負荷変動に柔軟に対応出来る体制を強化するため、中長期的に蒸気供給管理の細分化、エアーコンプレッサー・用水ポンプのインバーター化等の省エネを進めてきました。また、市道の清掃、里道整備活動への協力、近隣での生物多様性維持活動など、地域に根差した活動にも取り組んでおります。

小野事業所の生物多様性保全活動(ライオンホームページへ)


四日市事業所

四日市事業所は、1997年にISO14001を取得し、省エネや環境負荷低減のための改善活動を継続的に行っています。最近では、エアーコンプレッサーのインバーター化や照明のLED化、エネルギー管理強化によるエネルギーロス削減を推進してきました。2021年にはSGS社による環境データの第三者検証を実施しております。また、2015年より生物多様性保全活動として、地区のまちづくり検討委員会や市のウミガメ保存会と協力し、近隣海岸の清掃活動、外来種駆除活動にも取り組んでおります。

四日市事業所の生物多様性保全活動(ライオンホームページへ)